人は年齢に関係なく誰もが「生涯教育」を目指していくと良いでしょう。
そして人生の最終章は、誰もが先生になれるのです。
こんてなすくーるプロジェクトでは、子供達に教育の場を提供するだけではなく、年齢や世代に関係なく、高齢者までを対象にした教育学習プログラムを用意しています。
そして高齢者の方々は、子供達の先生になる事もできるのです。
今の子供達に一番必要なのは、心の教育です。中でも道徳の教育には力を入れるべきと考えます。古き良き時代に培った「普遍の心」は子供達に残していきたい大切な宝であります。
また高齢者の方達であっても、得意分野は必ずあるはずです。
漢字や読み書きが得意な方。算数や計算が得意な方。お絵かきや音楽が得意な方。個性を探せば、きっとたくさんの得意があるに違いありません。
またこれまでの教育は、平均点を求めるような教育だったので、苦手なものが少ない方もいるに違いありません。
つまり誰でも先生になれる資質はあるのです。
子供達に必要なのは1対多の教育ではなく、温かい心で包まれたマンツーマン教育です。普段は生徒の高齢者達が、子供達の前では先生になるのです。
アフリカの諺に、「一人の子供を育てるには、一つの村がいる」という言葉があるそうです。昔の日本でも、たくさんの大人に囲まれた家庭環境で、子供は育ってきました。
私達の異世代交流型の教育プログラムでは、大人も子供も一緒に学んで、一緒に成長していく事ができるのです。
心の教育に一番必要なのは、人として豊かな心です。その心は高齢者の先生から学ぶことができるでしょう。
そして新しい時代の道標が、今の子供達に与えられた役割です。子供達の生命には、新時代を生きる為の力が本源的に宿っていると考えられます。
大人達は、子供達から、新時代の正しい生き方を教わっていくのではないでしょうか?