個性の時代は、子供達だけのものではありません。
私達は誰もが、新しい時代に向かっています。そしてこの新しい時代では、今までの価値観や社会のルールが通用しなくなるのです。
これまでの共依存の社会は終わりを告げようとしています。私達は自分の個性に気がつき、個性を活かす生き方を目指す必要があります。誰よりも早く気がついた人が、いち早く時代に対応できるのです。
これは子供だけの問題ではありません。私達大人も、そして人生最終章を迎えている高齢者の方々も同じなのです。
私達が目指す新時代のスクールは、子供だけのものではありません。子育てに悩んでいるお父さんお母さんや、高齢者の方々までもは教育の対象となるでしょう。
特に現代は、高齢者の一人暮らしが大きな社会問題になっています。少子高齢化はますます進み、核家族がもたらす様々な弊害も浮き彫りになってきました。今では人生の最後に孤独を感じざるを得ないという、恐ろしい現実が待っています。
平均寿命は伸びており、医療や食文化の向上で、健康面も改善されています。しかしそれに反比例して、心の問題が浮き彫りになっているの現状です。
高齢者にも生きがいを。いや、高齢者であるほど、人生の使命を探している人も少なくありません。
私達は「個性」をテーマに様々な体験活動や講習会の開催などを行ってきましたが、高齢者でも自分の本当の個性に気がついていない人が多いのです。なぜなら、これまでの時代が、社会のルールに一様に適合させていくという時代だったからです。個性殺し、平均的な生き方をするのが良しとする時代を生きてきたからです。
私達はこれまでも、高齢者向けの講習会を行ってきました。講習会に参加される方々は、人生に生き甲斐を感じているようでした。この経験の上、高齢者の方々にも「個性教育」の必要性を感じたのです。
誰もが生涯学習です。そして生涯が自分発見の為に生きると良いでしょう。
個性を知り、自身の生命の使命に気がついた時、高齢者の方々も、まだまだやり残した大切なことに目覚めるのではないでしょうか？
そして気が付くはずです。
人生の最終章は、誰もが先生になるべき事に。
